カインの末裔
※若干、ネタバレありですのでご注意を※
舞台は川崎工業地帯。戦後成長期。
主人公の棟方の淡々とした態度と
棟方と接する牧師の娘の明るさが
あまりにも対照的で、
ものがなしい。切ない。やりきれない。救われない。
といった感覚を引き立たせるものとなっているように思う。
棟方と接する牧師の娘の明るさが
あまりにも対照的で、
ものがなしい。切ない。やりきれない。救われない。
といった感覚を引き立たせるものとなっているように思う。
主人公は10年間過ごした少年院から出てきたばかりで、
環境が変わって、自分も含めて全てが変わることを期待するも、
結局、何も変わらない。そして、苦悩。
環境が変わって、自分も含めて全てが変わることを期待するも、
結局、何も変わらない。そして、苦悩。
ラストシーンは、この映画が言いたいことが
一番詰まっていたように思う。
神の仕事は大雑把だ。自分がそれをならすんだ。という牧師。
対して、
あんた、エラそうだ。と言い放つ主人公。
一番詰まっていたように思う。
神の仕事は大雑把だ。自分がそれをならすんだ。という牧師。
対して、
あんた、エラそうだ。と言い放つ主人公。
祈りなんて届かない。
主要人物以外の脇役、特に街の人はやたらと素人くさい。
それがまた、リアルだったりするんだけども。
それがまた、リアルだったりするんだけども。
カインについて調べたら、こんな文章を見つけた。
↓
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カイン Cain
旧約聖書に登場する人物。アダムとイブの長子で、アベルの兄。ある日、カインとアベルは自分の収穫物を神にささげた。アベルの供え物だけが神によろこばれたため、ねたんだカインはアベルを殺し、神によってエデンの園から追放された。放浪の身となったカインはエデンの東、ノドにすみ(「創世記」4章2~16節)、その子孫はカイン族といわれる遊牧民となった。
人類最初の殺人をしるすこの物語は、多くの歴史家や聖書学者によってさまざまに解釈されてきた。カインという名を、殺人者の象徴としてとらえる場合もある。新約聖書でも、悪人のたとえとしてカインの名がでてくる(「ヨハネの手紙一」3章12節、「ユ ダの手紙」11節)。
http://www1.odn.ne.jp/k2/counsering/yasogawa/00y/kougiroku0102y.htm
旧約聖書に登場する人物。アダムとイブの長子で、アベルの兄。ある日、カインとアベルは自分の収穫物を神にささげた。アベルの供え物だけが神によろこばれたため、ねたんだカインはアベルを殺し、神によってエデンの園から追放された。放浪の身となったカインはエデンの東、ノドにすみ(「創世記」4章2~16節)、その子孫はカイン族といわれる遊牧民となった。
人類最初の殺人をしるすこの物語は、多くの歴史家や聖書学者によってさまざまに解釈されてきた。カインという名を、殺人者の象徴としてとらえる場合もある。新約聖書でも、悪人のたとえとしてカインの名がでてくる(「ヨハネの手紙一」3章12節、「ユ ダの手紙」11節)。
http://www1.odn.ne.jp/k2/counsering/yasogawa/00y/kougiroku0102y.htm
これとどう関連するのか、映画のストーリーからは分からなかったけど、
なにやら意味深な感じもする。
なにやら意味深な感じもする。