Breathe the Music

空気を吸うように、音楽を聴いています

「Google八分」とはすなわち、この世から抹殺されるということ!?

日々ネット上のニュースをチェックしていると、
Googleに関するニュースが毎日のようにネット上に流れています。

今まで無かったような画期的な新サービスといった光の側面もあれば、
闇に関する部分も多く出てきています。

個人的に先日始めたソーシャルブックマークへ、こうしたニュースを
どんどんブックマーキングしており、過去1ヶ月間分を改めて見返して見ると、
光 対 闇 は 7:2 くらいの割合で
ニュースで取り上げられている印象です。(あくまでも個人的な印象ですよ)

良くも悪くも、それだけ注目されているということでもあります。

さて、そんな闇の中でも、特に怖いのが、「Google八分」です。

Googleでキーワードを入力して、検索した場合の
結果一覧は、完全に中立的なものだと思いきや、実はそうではないのです。
Google社によって、検索結果から削除されることがあるのです。
(つまり、検索結果からに一切表示されない)

Yahooなんかは、もともと、登録サイト優先で表示させるような
感じでしたからそういう前提で利用しているわけですが、
Googleはてっきり、完全中立サイトだと思っていたのに、
初めて削除されるケースがあるという事実を知ったときは、
正直、裏切られたような気がしました。


では、どういったときに削除されるのか。
Googleの村上社長によると、3つあるそうです。
1.犯罪にからむサイト
2.SPAM的な手法によって検索順位を向上させるサイト
3.個人や法人から『このサイトは自分の権利を侵害している』というクレームがあったサイト

中国向けにGoogleを開始する際、中国政府からの要求により、
一部情報が検索結果に表示されないように対策されたということで
以前騒がれましたが、同社長によると、これは「1.犯罪にからむサイト」
だからだそうです。

いずれにせよ、Googleは意図的に情報を操作する
可能性があるということです。

Googleの「世の中を少しでも良くする」という目標は
非常に魅力的に聞こえます。

Googleは公共機関ではありません。
当然、利益を追求しなければなりません。
でも、事実上、の公共的な機関のようなものに
今後はなっていくように思います。

世界中のありとあらゆる情報の「索引」となるべく
企業活動を行っているにも関わらず、情報を削除することが
ありえるというこの姿勢、多少矛盾しているように思えます。


情報源を探すとき、果たして、手放しでGoogleを信じて良いのでしょうか?
このあたりは、個々人でしっかりと意識しておく必要がありますね。

まあ、無料でいろいろなサービスを使わせてもらっている以上、
今の段階で文句は言えませんよね。

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■グーグル村上社長“Google八分”を語る
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060630/242220/